あの健康食品は体にいい
病院に行かずに「健康食品だけを摂取してい れば、健康になれる」と信じている人がい る。しかも、その健康食品に関する情報は、 えてして「あの健康食品は体にいい」といっ た、根拠のない他人からの受け売りの場合 が多い。 そんな人に限って、「健康食品」というだ けで過信して摂取を続け、挙げ句の果てに 体調を崩すケースが多いのである。 健康になるために、高いお金を出して 買った健康食品で体調を崩していたのでは、 笑い話にもならない。実際に国民生活セン ターや消費生活センターには「Aという健 康食品をすすめられ契約したが、飲み続け ていたら下痢をした」「同種類の健康食品で 高価格なものと低価格のものがあるが、ど のような違いがあるのか」などの苦情や相 談が寄せられている。
日本人の食生活
日本人の食生活の現在はどうか。
島田氏によれば、糖質の摂取量が著しく減った代わりに、タンパク質の摂取量は増え続けて八〇gを超過。脂肪にいたっては六〇gに達しているという。
この結果について島田氏は前掲書中で、
「第二次世界大里叫 そして戦争中、戦後の
食料難も含めて、そのころまでは日本人の
食生活の体系が比較的よく守られていまし
た。したがって、この急激な変化は、ここ三
〇数年ないしは四〇年の変化だといえます。
四〇年ぐらいの時間というのは、現在の平
均寿命が女子では八二歳に達していますが、
その時問と比べても半分に過ぎません。
みそ汁は不老長寿の妙薬
●みそ汁は不老長寿の妙薬
実だくさんのみそ汁のことで、みそ自体の不老作用と、野菜がたくさん入りますから、バランスのとれた成分が豊富にとれ、それが不老長寿の妙薬になっているわけです。
事実、長寿村でいちばん人気のあるのは、やはり「みそ汁」なのです。
とくに、レシチンやビタミンEなどは、血管や脳細胞の老化を防ぐ作用がありますから、若々しさを保つことが可能になるわけです。
●みそ豆は、七里帰っても食え
みそを仕込むときには、まず、大豆をやわらかく煮ます。
中年過ぎから衰えやすい脚力を強化
立っている足の裏はしっかり床に。
一〇~二〇秒間、この姿勢を保てるよ
うにしましょう。足先を外側に向けて立つポーズがおな
じみですが、腰やひざ関節への負担が大きいので、足を
開かずフラミンゴのように立つとよいでしょう。慣れた
らつま先立ちでやってみてください。
つぎは跳躍。両足のかかとをつけたまま、足先を外
側に向けてたちます。ひざを中くらいに曲げ、床をけっ
て跳びましょう。なるべく音をたてないように、三~五
回繰り返します。中年過ぎから衰えやすい脚力を強化す
る効果があります。骨粧しょう症の予防にもなりますよ。
ベルタ酵素やせ
うつ病の典型的な症状
●気分=抑うつ気分が中心であり、
「憂うつである」「気分が沈む」「も
の悲しい」などと自覚されます。不
安感や焦燥感が強い場合もあります。
表情は沈うつで生気感に乏しく、趣
味などに対する興味や喜びの感情が
なくなります。
●意欲=意欲の低下と精神活動の
抑制がみられ、「やる気が起こらな
い」「頭の働きが鈍い」 「仕事の能率
が悪い」などと表現されます。また、
持続力や集中力が低下し、疲れやす
さを自覚します。重症例では食事す
ることも困難な状態になります。
●思考=思考の速度や量的な低下
がおこり、思考の制止 (思考の回転
にブレーキがかかったような状態)
がみられます。
日本人にはもともとSASになりやすい特徴があります
「小さなあご」の人は、あお向けに寝ると、舌根(舌のつけ根)が普通の人よりのど
の奥のほうに落ち込みやすいため、気道が狭くなってしまいます。
さらに、「舌の位置が高く後ろにある」場合も要注意です。
鏡に向かい口を開けて自分でのどの奥をのぞいてみてください。
のどの奥が見ぇないようなら、可能性が高いといえます。
日本人にはもともと「短く平らな顔」「小さなあご」「のどが咽頭の近くにぁる」など、欧米人などと比較してSASになりやすい特徴があります。
また、生まれつき扁桃腺が大きい人も多く、この場合も気道が狭くなりがちです。