食べすぎるとガンなどの生活習慣病の元凶になる

30余年の医師生活で気付いたことは、「たとえ〝健康食″とされるものでも食べすぎれば病気になるし、生活習慣病の元凶であると忌避されつつある肉や卵や乳製品でも、少食にすれば、健康を保てる」ということだ。 食べすぎるとガン、心臓病、脳卒中、糖尿病、痛風などの生活習慣病の元凶になると悪物扱いにされている肉や乳製品が大好物というものの、極端な少食のEさんは本当に2口、3口ずつしか口にされないのだ。 70歳をすぎても、大好物はハム、サラミのソーセージ、パンにバターという洋食で、野菜や味噌汁、魚といった「健康食」といわれる和食はまったくお食べにならないのだ